疲れた空の下で

脳味噌は 腐り果て
心は 氷づけにしているので
仕方なく
怠惰で埋め尽くされた 使い道のないこの体を
濃度四十パーセントの 冷たい
ホルムアルデヒド水溶液の中に漂わせ
視界の狭くなった 濁った瞳を
透明な青空へと 泳がせている

腐った脳味噌が感じる
この圧迫感は
ホルマリンの水圧のせいでしょうか

透明な青空が
狭く感じるのは
この濁った瞳のせいでしょうか

朽ち果てることの出来ぬまま
水溶液に浮かんでいます