苛立たしい この海

毎日 暗い過去が
海の裏側から昇ってきて
昨日の夜はどうだったのだ と
吐き気のするような
厭わしい表情で話しかけてくる

私はいつも困り果てて
暗い顔をし
ただ うつむいているだけ

もうやめてください と
泣きそうな顔で訴えても
それは朝日のように
必ず現れるのだろうし
たとえ雲に隠れて見えなくなったとしても
そんなときは決まって
冷たい雨が降るのだ

もうすぐ 日が沈む
明日にはまた 顔を合わせるというのに
それを惜しむような 切なげな
そう あんなにも切なげな色を見せながら!

苦悩の日々は まだ続く