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2004年10月 アーカイブ

2004年10月16日

オブジェクト指向の考え方

 PHPの共有ライブラリであるPEARを調べる過程で、「オブジェクト指向的に扱う」という表現がよくでてきます。中学時代にC言語を勉強した頃からオブジェクト指向という言葉自体は知っていましたが、要するになんなのかという事はよく分からないままでいました。そこでGoogleで少し検索してみることにしました。
 しかし@ITの記事やe-Words、Wikipediaやはてなダイアリー、アスキーデジタル用語辞典などを読んでもいまいちピンと来ません。そもそもカプセル化と構造化の違いが分からない。
 その中で、岐阜にお住まいの iwatam さんによるコラム「ソフトウェア開発の落とし穴」で書かれている「オブジェクト指向とは何か」が非常に分かりやすく書かれていました。かなり長い文章なので印刷しないと読むのが大変です。

 さて、それを読んで思ったのは、世の中、命令ベースではなく要求ベースで物事を進行させた方が効率が良い、ということです。例えば人にものを頼むとき、「これをこうして、あれをああして」と具体的な方法論や指示を出すのではなく、「こういう状態にしておいて、ああいう風にしておいて」というように、必要な状態、目的を告げるということです。
 少し前に「分散すること」で書いたことにも関係しますが、例えば会社の経営者が従業員にそれぞれ細かい指示を出していてはスパンオブコントロールが狭くなり、管理限界が早々に来てしまいます。なので、ミドルマネジメントを置くことにより、トップマネジメントはミドルマネジメントに対して宣言的に物事を要求することで、ミドルマネジメントがかわりにロワーマネジメントに対して手続き的に物事を命令することができるようになる、というわけでしょうか。

 畢竟するに、なぜそうするのかと言えば、そちらのほうが時間的な拘束が減るから統制範囲が拡大でき、すなわち可能性が広がるということですね。
 逆に言えば、なぜそうできない、そうしないのか。人間、確認しないと心配で不安で仕方ない。また、全部指示した方が早い、そういう考えもあるでしょう。でも、そうすると、把握しておかなければいけないことが多くなりすぎてしまいます。いつも不安や焦りを持ち続けることになってしまいます。
 そうならないためには、それぞれの問題をスタンドアローンの状態にしておくこと。例えばガイドラインの策定(外延の定義)をするだけで、後はそれに沿って自立した各自やってもらえば、結果を確認するだけで出来るまでの間のことは(内包の定義と機能の把握がきちんとできてさえいれば)何も心配する必要はありません。心配しなくて良いということは考えなくて良いということ。その分キャパシティは広がるでしょうし、空いた分で新しいことを考えれば、さらに物事は進むでしょう。

 物事をなるべくひとつの意味に一元化することで自立させること。そうすれば全体は有機的にインタラクティブに機能するはずです。結局、ものごとはシンプルにね♪(でんこちゃん風)ってことなだけやねん_冂○
 まずは、学生は講義ごとに、サラリーマンは案件ごとに、資料や書類を1つのフォルダにまとめてみましょうか。

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